「 ホタルの光をつなぐもの 」
福岡伸一 文
五十嵐大介 絵
6月10日は、二十四節気七十二候では「腐草為蛍の日」とされています
草が腐るほどじっとりとしめるころ、清流のほとりには蛍が飛び始めます
蛍が生まれたのはなんと1億年前! 途方もない時間を、命を繋いで、蛍は今も私たちの前に飛んでいるのですね
どんな生きものも、ほかの生きものとの繋がりをなくして生きていくことはできません
小さな蛍ですが、蛍を通してスケールの大きな話が広がっていきます
こんな風に子どもと生命や環境についてお話できたらなぁ…と思います
