今月の一冊「びゅんびゅんごまが まわったら」
今月の一冊
「びゅんびゅんごまが まわったら」
作: 宮川 ひろ
絵: 林 明子
我が子が6-7歳のころ何度も寝る前の絵本に選ばれていた絵本です
ある小学校にはとても素敵な裏山がありました
でも、ある日裏山で遊んでいた子どもが骨折をしてしまい、裏山が使えなくなってしまいます
使えるように交渉に行った子ども達が校長から伝えられた条件は、校長先生と同じくらい上手にビュンビュンごまを回せるようになること
子ども達は毎日毎日一生懸命練習し、回せるようになって校長室に行きますが・・・
中学生になった娘に、なぜこの本を何度も読んで欲しかったのかと聞くと「幼稚園の頃は絵本の中に出てくる小学生の姿に憧れていた」という答えが返ってきました
また皆でがんばってこまを回せるようになった達成感を一緒に味わっていた様です
子どもが持っている「成長したい、できるようになりたい」という気持ちをくすぐっていたのかもしれません